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子どもの短期入所生活援助(ショートステイ)事業①

電話がかかってきたのは、住んでる地区の担当の里親支援相談員さん

最初の里親登録の家庭訪問の時に来られた方です。

「名古屋市の子どもの短期入所生活援助(ショートステイ)事業って契約ってしてもらってますか?」

?何?契約?

里親の仕事には、国、児童相談所管轄からの一時保護の子どもを預かる事業と別に市町村の事業として、子どもを一時的に預かる事業があるとのことです。

 

児童相談所からくるケースは強制介入して、命の危険がある、精神的ダメージが強い、緊急的に入院をひとり親がしてしまい、誰も保護する人がいない(最初に連絡きたケースはここでしょう)などと、親子共々の同意がなくても預けるケースのようです。

 

一方、 市町村の事業はこんな感じ

子どもの短期入所生活援助事業

これは親側が「助けてください」と役所に言うと、こんなサポートがありますよ、と教えてくれるものです。

出張とか、冠婚葬祭とか、遊び以外の理由ならいいそうです。(仕事と遊びが一緒の人ははどうなるのよ。そもそも、分ける必要ある?とかいろいろツッコミどころ満載の理由ですが)

この場合の里親は担当の地区の里親支援相談員さんがいる乳児院や児童養護施設と契約して、行うもので、『契約』なので「やりたい、やってもいいよ」とこちらから声をかけていくものなのです。

わたしは特別養護老人ホームのケアマネをしたり、そこのショートステイの相談員をしたりしていだので、「強制的」なものと「契約」と言う概念が説明されれば理解できましたが。

なっても、活動していない人がいる、というのはことあたりの行政的概念を一般的にすることができていないところもあるのかなあ、と感じました。

「本当は契約に来てもらえると思っていたけど、なかなか来られなくて。先日、里親ピアサポートに筑井さんちに行かれた方が『あの夫婦はやってくれると思います。』と言ってたのでまず、こっちからかけることはないけど、電話かけちゃいました。」と。

全く、制度の理解ができてなかったことが契約に行かなかっただけです(⌒-⌒; )

「お二人の兄弟3歳と5歳の男の子でなかなか2人同時に預かってもらえるところがなくて。保育園に最終日には送ってもらいたいのですが、それが筑井さんの学区の保育園だからお願いできないかなあと、思って。お母さんはご主人からのDVで出てきて、メンタルもあって。もう、いっぱいいっぱいで、どうしたらいいかと、役所に相談に来られた方です。」

早速、家族LINEに受け入れ承諾の有無を聞くと、一つ返事でみんなOK🙆‍♀️

わたしの実家で寝泊まりする予定なので母にもLINEすると「楽しみにしています」と。

強制的に引き剥がされる前に、サポートを求めて使う一時離れることは、子どもにとって「親と離れる」ということでも、全く違う意味となり、わたしたちも『彼ら親子をサポートする』というところに立つことができると感じました。

 

 

ABOUT ME
筑井由紀子
筑井由紀子
ヒーラー、カウンセラー、心理学講師として活動をしています。 この学びの中で心と体のつながりと病気との関係、人生の不具合との関係の深いつながりを感じています。 日本の医療、介護の世界で働く人たちに心のサポートが当たり前になる世界を作りたい。 養育里親として、社会で子供を育てる世界をつくりたい。 夫と子供と暮らすアラフィフ 女子です。
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\ わたしのこころ わたしのからだ /

目に見えないけど、必ず何かが動いてる。
それが「運」と「勘」と言う、自分にはどうにもできないものだと思っていた。

持って生まれた運命は変えることはできなくて、持って生まれた生得的な感覚はどうにも自由には扱えない…そう思っていた。

それを全く覆すは学びとなったのがキャラクトロジー心理学です。
次元を超える多角的なもの見方と、生得的性格が誤解というトラウマからおこっているということ。これを自分の体験と自分の内面にひたすら、ひたすら、アクセスすることで、想像の範疇を超える現実に今いるというわたし。

そして、今まで、天職だとまで思ってきた、看護師の仕事から、人という未知なる生命体のこころと身体との繋がりのご誤解が、病気や人生の不具合に影響をしているということを知り、そこからどうしていくことが心地よい自分でいられるのだろうか。

そんな、目に見えないものから、わたしが持つ、超感覚知覚とか、身体から出てくる言葉を伝えています。