こころのこと

ディフェンスをやめた先にあるもの

ディフェンス

キャラクトロジー心理学用語では「防衛反応」のことを言います。

 

子供の時、大人の思考と感情が荒々しく感じると、そこで生き抜くための術として

隠れたり、黙ったり、暴れてみたり、固まったり様々な方法をためして、そのエネルギーを放つ親の側にいても、大丈夫と感じる自分の立ち位置を決めたり、

親がやっていたエネルギーの使い方はどれだけ痛くて、激しいものだとしても、子供にとって自分が愛している人が自分にしてくる方法をエネルギーレベルで身につけていき、大人になり、愛する人に同じことをしてしまう。その根底には「愛の誤解」があるから。

そんな子供のたくさんのパターンでわたしたちは社会でも関係性で反応してしまう。

 

わたしは『社会に出る』ということは、『戦うこと』という戦闘モードの状態がとても当たり前にエネルギーにありました。

父はいつも、感情の起伏を上下させながら仕事をしている姿を自営業という形からずっと見て、感覚的に取り入れていたのでしょう。

わたしはどの職場に行っても、自分と同じような思いで仕事をしていない人と触れると、感情的反応にはいり、相手をジャッジしてしまう。そして、医療制度や介護制度という保険適応下での仕事に限界を感じると、この社会の仕組みにジャッジをし、「ここではわたしのやりたい仕事はできない」と辞めていく。

散々、それを繰り返して、挙げ句の果てには解雇という現実を作り出していた。

 

それでも、看護師として社会と繋がることはやめられなくて、少しの時間を雇用の世界で仕事を続けている。

ここでは、もう、同じことを繰り返すことをやめたいという意図をもち、『外側で起こっている、感情的反応の出来事は自分の内側で起こっていることを見せている』というとこから、自己責任を必死に見つめることをしていた。

人がひそひそ話していると、とても遠くにいても気づいてそこに意識を投入している自分。

上司から声をかけられるだけだ、心臓が高鳴り、身体が震えて、『怒られる』とイメージの世界に瞬時に入っていってること。

 

これらは全て「周りは敵」という世界観を無意識レベルで作りだしているということ。

ここに気づいて、自己責任のところをワークし続けていく。

 

いつしか、出勤の時の嫌な感じとか

疎外感、孤独感が自分が作っていたことに気づくと

2年以上働いて、初めてランチ誘ってくれる人ができた。(そもそも、同僚と話す時間は全くなく始まり、終わったらバラバラに帰る仕事です)

そこから起こる世界は「この世界は優しい」の出来事ばかりが起こってくる。

 

サポートを求めると、とても優しくかえしてくれ、仕事ぶりのはお褒めのお手紙をいただいたり。

挙げ句の果てには、出勤日を忘れて無断欠勤したのに誰にも気づかれていなくて、上司もなかったことに、してくれた。

 

この世界を敵だと誤解していたのは子供の時の荒々しいエネルギーで社会に向かっていた父親、自分の内側の男性性の誤解であり

しなやかで優しいさが溢れるエネルギーを持っている女性性のエネルギーの使い方がわからなかった。

ディフェンスをやめた先には愛と優しさとサポートに意識が向く世界に広がっているわたしがいる。

それを気づかせてくれるのも、社会との関係性があるからわかること。

ABOUT ME
筑井由紀子
筑井由紀子
ヒーラー、カウンセラー、心理学講師として活動をしています。 この学びの中で心と体のつながりと病気との関係、人生の不具合との関係の深いつながりを感じています。 日本の医療、介護の世界で働く人たちに心のサポートが当たり前になる世界を作りたい。 養育里親として、社会で子供を育てる世界をつくりたい。 夫と子供と暮らすアラフィフ 女子です。
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\ わたしのこころ わたしのからだ /

目に見えないけど、必ず何かが動いてる。
それが「運」と「勘」と言う、自分にはどうにもできないものだと思っていた。

持って生まれた運命は変えることはできなくて、持って生まれた生得的な感覚はどうにも自由には扱えない…そう思っていた。

それを全く覆すは学びとなったのがキャラクトロジー心理学です。
次元を超える多角的なもの見方と、生得的性格が誤解というトラウマからおこっているということ。これを自分の体験と自分の内面にひたすら、ひたすら、アクセスすることで、想像の範疇を超える現実に今いるというわたし。

そして、今まで、天職だとまで思ってきた、看護師の仕事から、人という未知なる生命体のこころと身体との繋がりのご誤解が、病気や人生の不具合に影響をしているということを知り、そこからどうしていくことが心地よい自分でいられるのだろうか。

そんな、目に見えないものから、わたしが持つ、超感覚知覚とか、身体から出てくる言葉を伝えています。